20～40代のフルタイム勤務女性の約54%が昼食後の歯磨きを実施。 実施者の90%が昼に歯磨きをすることでリフレッシュ（口腔内の清潔感と気分転換）や集中力向上、口臭ケア、間食の減少、美意識の向上などのメリットを実感。

時間がない、面倒、抵抗感等が理由で、実施を躊躇する方が多いのが現状。しかし、いざやってみると時間は作れると感じたり、歯と気分が想像以上にスッキリすることを実感して習慣化できるケースも多い。

自律神経の約30％が「口腔の感覚」に関わっているとされており、歯磨きはその口腔に触覚刺激を与え、自律神経と心理状態に良い影響を与える可能性がある。昼食後のブラッシングで午前中のストレスを軽減する効果が期待される。

ストレスや疲労で自律神経のバランスが崩れ、唾液分泌量が減少し、細菌を洗い流せなくなったり、細菌の活動を抑制できなくなる。ストレスにより「食いしばり」や「歯ぎしり」が増加し、歯周組織に負担がかかり、歯周病が悪化。

歯周病が原因で顔の輪郭や表情が変化したり、噛む力が低下して顔の筋肉のバランスが崩れたり、口臭がひどくなったりする。また、歯茎が下がったり歯が黄ばんだりといった歯周病の症状は、見た目年齢を7～10歳老けさせてしまう。

25～35歳の女性有職者が男性の身だしなみで気になるポイントの第2位が「歯の汚れ」と「口臭」。身だしなみを整え好印象を持たれるためにも、昼食後に歯を磨いて口腔内を清潔に保つ「昼歯磨き」の実施・習慣化は重要。